2025年4月 相模原施設訪問

こんにちは。 大人サンタスタッフのいっつみーです。

4月のボランティア活動は、おかむー、ダイちゃん、私の3名で参加いたしました。

今回は、蕾(つぼみ)ユニット(=男の子のお部屋)をダイちゃん、歩(あゆみ)ユニット(=女の子のお部屋)をおかむーと私が担当しました。

新学期に入り、小学生のお兄さん・お姉さんたちは一つ上の学年のお部屋に移動し、幼稚園児と小学1年生の子どもたちとの時間となりました。

年長になったばかりの女の子が「私は年長さんで月組になったんだよ!」と誇らしげに教えてくれたり、新しい環境への期待や自信が感じられるやりとりもありました。

当日は曇り空だったため、活動は室内での読書からスタートしましたが、途中からホールへ移動して自由遊びとなりました。

「ケンカはしない」という約束でホールに向かいましたが、5分もしないうちにトラブルがあり、泣いてしまう子も出たため、男の子たちは全員お部屋に戻ることになりました。 ケンカに参加していなかった子たちにとっては、なぜ自分も戻らなければならないのか理解が難しかったようで、不満そうな様子も見られました。

連隊責任の意味や、集団で仲良く遊ぶことの大切さを身をもって学んだことでしょう。それぞれの子どもは多感な時期にさしかかっているおり、こういうやり取り、試行錯誤を重ねながら徐々に成長していく姿を垣間見た瞬間でした。

一方、ホールに残った女の子たちは広々とした空間でのびのびと遊びました。
ピアノを弾く子、ブロック遊びを楽しむ子、おもちゃの車やボールで遊ぶ子など、それぞれが自分のペースで遊びに集中していました。

ピアノに興味を持ちながらも、上手に弾く子がいたことで遠慮して近づけなかった5歳の女の子の様子が印象的でした。
職員さんと一緒にピアノを楽しんでいた子は、バイエルの練習曲に続いて「プリンパンパン」を披露し、楽しい時間を過ごしました。

お昼前にお部屋に戻ると、先日お誕生日を迎えた子どもがプレゼントでもらったお化粧セットを持ってきて、マニキュアやチークをみんなに塗ってました。
マニキュアを塗ってもらった子の手をあげてキラキラポーズをとる乾かす仕草や表情は、嬉しさと喜びが溢れていました。

今回も、子どもたちと過ごす中でたくさんのエネルギーと学びをいただきました。
子どもたちの一人ひとりが、それぞれのペースで成長していることを感じながら、私たち自身も多くの気づきを得ることができました。

来月も、児童養護施設への訪問を予定しております。
5月のボランティアへのご参加を、心よりお待ちしております。