2024年3月20日 相模原施設訪問

こんにちは!
NPO法人Dreams Come True Projectのジローです!
神奈川県の児童養護施設を訪問しました。

こちらの施設には毎月1回訪問しており、今回の参加スタッフは4名でした。
目的は、施設にいる子どもたちとの交流と、彼らに少しでも楽しい時間を提供することです。

この日、私たちは午前10時から12時までの短い時間でしたが、子どもたちと一緒にさまざまな活動を楽しみました。

今回一緒に遊んだのは、4歳から小学6年生までの幅広い年齢層の子どもたちです。
子どもたち一人ひとりの好きな遊びや性格、バックグラウンドはそれぞれ違っており、おとなしい子もいれば活発な子もいます。
そのため当日やる遊びは事前に決めるのではなく、子どもたちの希望に応じて柔軟に変更します。
例えば人形遊び、ピクミン(ゲーム)、ピアノの演奏、鉄棒、鬼ごっこ、サッカーなど、私たちスタッフも童心に帰って一緒に楽しみました。
違うユニットの高学年の子も一緒に遊びに来てくれたので、非常に賑やかになりました。
また、鬼ごっこをしてカーテンの中やピアノの後ろに隠れたり、ピアノを弾く子が「チューリップの歌」を演奏しているのになぜかそれに合わせて「カエルの歌」を歌っている子がいたりなど、子どもたちのおちゃめな様子に、スタッフも笑顔になれました。

児童養護施設を訪問するたびに思いますが、子どもたち一人一人との交流は、やはり私たちにとっても非常に心温まる体験です。

3月は施設の模様替えの時期で、「〇〇ちゃんはお部屋変わっちゃうんだよね」と、部屋が離れてしまうお友達との別れを惜しんでいる子がいました。
中には同室のお友達がお父さんやお母さんに会えることを、ちょっと羨ましく思っている子もいました。
この施設には経済的困難や虐待など、さまざまな事情で親と一緒に暮らせない子たちがいます。
一口に「親と一緒に暮らせない」と言っても、子どもたち一人ひとり事情が違うということを改めて実感した出来事でした。

最後に、施設を卒業する高校3年生の子どもたちへのサプライズプレゼントを行いました。
昨年の大人サンタ活動に参加してくれた男性からの提案で、彼らに卒業前の記念としてパーカーをプレゼントしました。
男の子3人にはそれぞれグレー、黒、白のパーカーを、女の子1人には白いパーカーを贈りました。
私たちがプレゼントしたパーカーが、新たな生活への一歩を踏み出す彼らにとって、温かいエールとなることを祈っています。

たった2時間の活動でしたが、子どもたちと過ごした時間は、私たちにとっても貴重なものでした。
このような交流が子どもたちの成長に少しでも寄与することを願いつつ、これからも継続的に支援を行っていく所存です。
私たちの活動にご興味をお持ちの方は、ぜひ支援やボランティアへの参加をご検討ください。
一緒に子どもたちの明るい未来を支えましょう。

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